コラム

ジンギスカンは大丈夫? 

最近、ジンギスカンが東京を中心にちょっとしたブームです。ジンギスカンと言えばラム肉(羊)。羊と言えばBSEとの関連が深いと言われているスクレイピー(伝達性海綿状脳症)が心配なところです。
国内では北海道神奈川県で発症例がありますが、これは希な例で、オーストラリア産はほぼ安心と言われているようです。

見た目の良さが招くもの

中国産野菜の残留農薬が取りざたされていますが、これは元々、虫食いの無いきれいな野菜じゃないと(日本の大手スーパー等から)買ってもらえないからだと聞きます。
魚でも、新鮮に見せるために薬品を塗って光沢を出しているものがあるそうです。
ハムやたらこなど、多くの加工食品に使われる着色料や発色剤も同様に、見た目をきれいにするためと言われています。
一般にはこれは「消費者が買ってくれないから」と言われていますが、果たして本当にそうなのでしょうか。以前はそうだったのかもしれませんが、今なら逆に、多少見映えが悪くても「無添加」を謳っていた方が売れるような気がするのですが。

サイトオープンにあたって 
このサイトをオープンする直接のきっかけとなったのは、あるテレビ番組でした。
その番組では、アメリカ牛肉の輸入再開が叫ばれている中、本当にアメリカ牛肉は安全なのか?といった内容でした。アメリカではBSEの全頭検査は不可能であるという話から始まり、中でも目を奪われたのが、牛肉加工工場に勤めていた人の告発ビデオです。
牛肉を解体していく中で、肉片の表面にたくさんの黄緑色のブヨブヨした物が写し出されました。ビデオを見て解説していた日本の研究者の話では、膿瘍(できもの)だろうとのことでした。日本では廃棄される対象であるとも語っていました。その工場では、そのような肉は正規品として出荷するよう指示されていると言っていました。
「冗談じゃない」と思わざるをえませんでした。ああいういい加減なものを人間が口に入れる物として流通させて良いのかと。BSEどころの話ではありません。オレンジやグレープフルーツが農薬まみれだということは皆さんもよく聞く話だと思いますが、牛肉も?他にももっとあるんじゃないの?
米国側は日本が牛肉の輸入を再開しないと制裁措置をとるなんてことをほのめかしています。日本の食糧自給率がもっと高ければ・・・そう思わされる番組でした。
私は専門家ではなく全くの素人ですが、これをきっかけに、家族の安全のため、日本人の食の安全のために自分のできることをやってみようと思い、立ち上げたのがこのサイトなのです。

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