日本茶・紅茶・コーヒー

日本茶に含まれる注意すべき成分

日本茶は健康的な飲み物として人気があり、ペットボトルのものも若い女性に大変親しまれています。しかし、農薬や添加物がたくさん使われているものもあります。
日本茶の栽培には、殺虫剤・殺菌剤など約19種類の農薬が散布されているそうです。DDVP(殺菌剤)は茶葉に直接散布されます。これは皮膚障害を起こし、催奇形性がある上に、遺伝毒性が確認されており、発ガン性の疑いもある強い農薬です。この殺菌剤は雨が降ると流されてしまうので、粘着剤を混ぜて葉に付着させているものもあるそうです。また、うま味を出すために、調味料のグルタミン酸Naを添加しているものもあります。無添加で、できれば無農薬のものを選びましょう。

 

紅茶に含まれる注意すべき成分

輸入物が多い紅茶も残留農薬が心配です。中でも最も危ないのは除草剤のBHC(ベンゼン・ヘキサクロライド)と、同じく有機塩素系農薬のアルドリンディルドリンエンドリンDDTです。有機塩素系農薬が体内に入ると脂肪に蓄積され、妊婦の場合、胎児に悪影響を及ぼすとの報告があります。
有名銘柄でダージリンがありますが、本場の生産量の5倍が世界で売られているといいます。偽物がいかに多いか、そして、そんなにも簡単に偽装表示がされるものなのだということを物語っています。有機栽培の紅茶を選びましょう。

コーヒーに含まれる注意すべき成分

コーヒー栽培に使用する農薬もかなり多いですが、豆は皮や実に包まれているので、残留量は少ないと言われています。しかし収穫後に保存のための殺虫剤が豆に散布されていたという報告もあります。
柑橘類と違ってコーヒー豆には殆どカビが生えないので、防カビ剤などは使われていませんが、有機栽培・無農薬のコーヒー豆でも、通関の検疫で虫が発見されると青酸カリのガスなどによる薫蒸処理を受けねばなりません。虫の数が多ければ、さらに殺虫力の強い臭化メチルが使用されます。臭化メチルは発ガン性が指摘されています。コーヒー専門店に並ぶ有機栽培・無農薬コーヒー豆でも、このような検疫を経ていれば、残念ですが安全とは言い切れないでしょう。安全な有機栽培・無農薬コーヒーを手に入れるには、信頼できるお店で買うしか方法がありません。

より安全な飲み方

日本茶、紅茶、コーヒーなどに農薬が残留していれば、お湯を注ぐだけで溶出してきます。一番茶は捨て、二番茶から飲むようにしましょう。

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