鶏肉

国産鶏

国産鶏にはノーブランド品(ブロイラー)、地鶏、銘柄鶏があります。

ノーブランド品(ブロイラー)

ブロイラーは過密な鶏舎で飼育するのでストレスがたまり病気になります。1羽でも感染すると鶏舎は全滅しますので、前もって抗生物質合成抗菌剤などをエサに混ぜて飼育します。出荷前に休薬期間をとりますが、抗生物質などが残留する可能性はあります。
また抗生物質を投与すると、必ず薬耐性菌の問題が出てきます。ブロイラーの体内の菌が強くなり、抗生物質などを受け付けなくなるのです。有名なVREなどがその例です。

地鶏

日本在来種の血を50%以上受け継ぎ、80日以上飼育でそのうち28日齢以降平飼いし、1平米に10羽以下の条件を満たした鶏です。名古屋コーチン、比内鶏など38種類があります。

輸入鶏

アメリカ産、ブラジル産、タイ産などで、冷凍肉として輸入されています。輸入率は35%くらいです。
現在は鳥インフルエンザが問題となっていますが、まだ感染ルートなどの全容が解明されたわけではありません。

より安全な食べ方

有機塩素系の農薬PCBダイオキシンなどは家畜の脂肪に蓄積されやすいので、調理する前に肉から脂肪を取り除くようにしましょう。また、挽き肉は脂肪も一緒に挽いてありますので、できるだけ赤身の多いものを選びましょう。
少しでも茹でたり湯通しすると農薬抗菌性物質ダイオキシンなどが減少されます。調味液に漬ける場合は、残った調味液は使用しないようにしましょう。

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