髪のお悩み3大ダメージ 徹底分析!

◇現代人が抱える髪のダメージの原因と対策

 

〇パサつき〇

髪を保護するキューティクルが傷つき、壊れてめくれると、水分を保持する力を損ないます。それによりツヤがなくなり、パサパサと広がりやすい状態になります。

 

〇枝毛〇

髪の毛先が枝状に2重、3重、あるいはそれ以上に細かく裂けてしまっている状態のこと。いくら毛先をカットしても、また裂けてしまうことが多く見られます。

 

〇切れ毛〇

切れ毛とは、髪の毛が途中から切れてしまうことを言います。せっかく伸ばした髪が途中でプチプチと切れてしまうといったことが繰り返されます。

 

【ダメージの原因】

[外的要因]

〇乾燥

髪の水分が不足して潤いがなくなり乾燥状態になると、髪同士の摩擦が生じ、髪の繊維が裂けやすくなって枝毛や切れ毛につながります。

 

〇紫外線

髪は紫外線を受けて乾燥すると、キューティクルが開いてしまい、最終的にはキューティクルがめくれてしまいます。

 

〇パーマやカラー

パーマやカラーに使われる化学薬品は非常に刺激が強いので、頻繁に行うと髪にダメージを与え、キューティクルを傷つけてしまいます。

 

〇誤ったヘアケア

過剰な力でブラッシングしたり、シャンプーでゴシゴシこすったりすると、頭皮や髪に負担をかけます。ドライヤーの過度な熱もキューティクルにダメージを与えてしまいます。

 

[内的要因]

〇栄養不足

髪を作っているタンパク質やアミノ酸が不足することダメージの原因の1つ。髪は体の末端に位置するので、栄養が回るのは一番最後。そのため過度なダイエットやバランスの悪い食生活を続けると髪まで栄養が届かなくなります。

 

 

〇女性ホルモンの低下

女性ホルモンが低下し、バランスが崩れると全身の血行が悪くなり、髪の毛が徐々に細くなると同時に傷みやすくなります。

〇睡眠不足

睡眠不足になると血液の流れが悪くなり、髪に栄養が行き届かなくなったり、老廃物が排出されなくなります。それにより髪の成長を妨げ、パサつきや細毛・抜け毛の原因となります。

 

  • おうちで健康美髪レシピ

[1 シャンプーは2シャン&洗浄ブラシで]

1回目のシャンプーで髪の表面の汚れを落とし、2回目のシャンプーで頭皮の毛穴の汚れを落としましょう。

[2 毎日のヘアトリートメント]

トリートメントケアは出来るだけ毎日行いましょう。塗布中にホットタオルを巻いて湯船につかると、浸透効果が高まります。

[3 しっかり睡眠をとる]

髪が成長するのは、夜10時~深夜2時。美髪のためには、この時間を含む8時間程度の睡眠を取ることが理想的です。

[4 バランスのとれた食事]

髪の材料はアミノ酸。白身魚やささみ、チーズなどの乳製品、大豆製品に多く含まれます。ビタミンやミネラルと共に摂取しましょう。

 

  • ヘアカラーをする毛髪について

毛髪は約80%のタンパク質(ケラチン)と約5%のCMC(細胞膜複合体)、約12%の水分で構成されています。また健康な髪は、pH4.5~5.5の弱酸性で、水をはじく疎水性となっています。

 

  • 髪のダメージが起こる原因について

髪のダメージが起こる原因は、ヘアカラー・紫外線・アイロン・やドライヤーブローなどの熱・ブラッシング・カットなどがあります。ダメージが起きた髪は、キューティクルがはがれ、損傷し、CMCも損傷しています。そのため、毛髪内の栄養分が流出しやすくなります。また、水となじみやすい親水性となります。そのため、ダメージヘアの補修は、タンパク質・水分・CMCの補給が必要となります。

 

健康な毛髪は、健康な頭皮から生まれます。適度な洗浄力のあるシャンプーを使用することや、良質なたんぱく質やアミノ酸、ミネラルや亜鉛を多く含む食材を積極的に取り入れ、健やかな頭皮を保つことを心掛けるようにしてください。またストレスや暴飲暴食、喫煙、睡眠不足も影響するのでご自身の生活環境にも注意してください。